あの犬この猫そこの馬

自然を基調に、エソラゴトをのんびり考えていく

犬・猫・馬

黒猫と織りなす早朝のひととき

今週のお題「星に願いを」 近所の猫が、ときおり窓の外を通っていく。 なかなか猫をさわる機会のない私は、慌てて呼び止める。 急いで玄関の外に出て、怪訝そうに待っていてくれた猫と対面する。 しゃがみこむ。 手を差し出せば、猫はおそるおそる近づいてく…

自由に駆られ、馬、草原に駆ける

毎夏、市内じゅうの馬が集められ、解き放たれる高原がある。 だいたい5月から10月の間、馬たちは半野生的な自由を手に入れるのだ。 高原に連れてこられ、馬運車から降ろされ、手綱を外され、もう行っていいよと人間が一歩下がる。 すると、去年の高原の記憶…

猫気温計を考える -寝相と気温の科学-

科学とは名ばかりで。 きっと一年通して猫を見ている人ならとても当たり前の話なのかもしれない。 それでも私史上、半々世紀の大発見なので、ここに記す。 猫の寝相は気温の上昇とともにダイナミックになっていく。 温度に比例して無防備になっていく彼らの…

超短編劇場「猫と人間の不調和なヒマツブシ」

玄関に網戸あり。 ハチワレ猫と背の低い人間、登場。 いっしょにお辞儀をする。 開幕早々に、見事な跳躍を見せる猫。 猫、網戸にへばりつきながら「あ、むし!」 人間、音に驚いて「なにごと!?」 猫、虫を見失い我に返りながら「ツメがひっかかっておりら…

"クマ追い"の遺伝子を継いでいるはずの犬

家族に迎え入れた犬の中では三代目。 近所の「クマ追い犬」を親に持つ犬、コマ。 「熊追い犬」とは実際に何をした犬なのかあまりわかっていないけれど、きっと名前の通り、里山から民家に近づいてきたクマなんかを追い払う役割をしていたんじゃないかと思う…

ハチワレ猫はあくびをするばかり

先代の猫を亡くしてから数ヶ月後。 私が生まれる前から猫と暮らしてきたこの家は、ぽっかりと空いた穴に耐えられず、動物の里親協会から1匹の仔猫を新たに迎え入れた。 家に連れてきたとき生後半年ほどだったハチワレの仔猫は、親猫とはぐれた野良だったよう…

老猫と仔犬は日向ぼっこで軒の下

先代の猫は、一人っ子の私にとって、生まれた頃からずっと一緒にいた幼馴染のような、兄弟のような存在だった。 私が生まれる1年くらい前、両親はアメリカンショートヘアの仔猫を2匹引き取った。兄妹の2匹は、里親待ちの最後の猫だったという。 仔猫時代の彼…

地球ネコとつながる初夏の窓

『地球ネコ』という歌がある。 平沢進さん作詞作曲で、ひと昔前の2000年代に「おかあさんといっしょ」 で放送された曲だ。 その曲と歌詞が生み出す独特すぎる世界観は、当時の私でも異質さを感じるほど、ある意味でトラウマチックな景色だった。自我が崩壊し…

犬曰く「さあ諸君、会議を始めよう」

写真で一言。 あまりやったことはないけれど、ストーリー性のある写真が撮れた時は、思わず考えてしまう。 どんな場面がありえそうか、あれやこれや考えるのは楽しい。いろいろ言葉を当てはめてみたあとは、結局最初に直感で思いついたセリフに落ち着くのだ…

道端の猫、しゃがみ込む人、放られた買い物袋

このブログ内でほぼ初めての「人との繋がり」っぽい話。 1週間前にも写真を載せた、道端で日向ぼっこする猫を昨日も見かけた。例の「猫なで連鎖」で登場した子だ。 どうやら、その猫の定位置は決まっているみたいで、この前と同じように午後の陽気の中、気持…

どこか遠くから迷い込んだ犬は身の上話をしてくれない

5、6年の間、一緒に過ごした犬がいる。 家から車で30分ほどの高原で出会った、迷い犬だった。 ハスキーの血が混ざったその子は、1週間たっても高原に残されたままで、近所のちょっとした噂になっていた。その時はちょうど真夏で、あたりに飛び回るハエを空中…

鍋、猫、鍋、鍋。

写真をうまく撮れるようになりたい。 それでもって一眼レフを装備して、いっちょまえに構図や光の具合を考えたりしながら、この一枚といえるものを撮ってみたい。 でもまず、ちゃんとしたカメラは後回しにしよう。お金もかかるし、知識もない。まずは技術か…

命名「猫なで連鎖」

20℃に届かないくらいの初夏の午後、家に帰る途中の道端に、日向ぼっこしている黒猫がいた。かわいい。 もう一ヶ月近く猫とふれあっていない。なんとか撫でさせてもらえないものかと、買い物袋を横に置いて、近づいていく。初めは、2mほど離れたところにしゃ…